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商品詳細

WATER WATER CAMEL「さよならキャメルハウス」

販売価格: 2,000円 (税込)
[在庫なし]
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WATER WATER CAMEL 3rd.album
[さよならキャメルハウス]

2009.11.11 release
¥2000 (tax in) DDCZ-1646

[収録曲]
1. 運命のアラサー
2. 甲州夜曲
3. 明日はポルトガル人のように
4. 喜びは食卓に哀しみはトイレに
5. 春風
6. まとも
7. 瞬きさえできずに
8. Birthday
9. Family
10. それもこれも風の気まぐれ
11. さよならキャメルハウス


[齋藤キャメルのよこしま楽曲解説!!]

01 運命のアラサー

聖地丸の内に大地震がやってきた。
丸の内に人生を捧げ、丸の内に人生を翻弄されてきたあるOLは、美しい朝焼けの中、全壊した新丸ビルの上で今は亡き丸の内を心から心から恋しく、愛おしく思う事になる。
愛でなく、自由でなく、資本主義の壮大な茶番こそ私が最も人生に求めているものだったと思い知ることになる。
それはとても哀しくて、孤独な側面を持つ運命ということを彼女は知っている。
彼女は丸の内という大いなる茶番の舞台で改めてダンスする事を選択し、生きてゆく。


02 甲州夜曲

15年前WATER WATER CAMELが生まれ、僕らが共に少年時代を過ごした小さな町、山梨県甲府市。
小さな町の至る所に、すっとむかしに残したシミのようなものが未だに残っていて、それは時折僕の呼吸を息苦しくさせたりもする。その度に前を向かねばと思う。思わなければと思う。
それにしてもいよいよ僕らも故郷の町を歌ってみたら、なかなか様になっちゃうようなお年頃になっちゃいましたよねー。


03 明日はポルトガル人のように

人間は常に相対性の呪いから逃れる事が出来ない。だから生きる程に時間は加速し、旅する程に世界は拡大してゆく。
数年前、ハネムーンから帰った親友がぼくにこう言いました。
ポルトガル人は明日の事ならちょっとは考えてるけど、明後日以降のことなんてまるで考えていないんだ、と。すごく幸福な人生だと、ふたりで笑った。


04 喜びは食卓に哀しみはトイレに

仕方のない、宿命的な哀しみなら、誰にも悟られる事なく、うんちやおしっこと一緒にトイレに流してしまう。
そしてまた笑って聖なる食卓に着き、恋人や家族と何度だって乾杯して、おいしいごはんを食べるのだ。


05 春風

恒例の一曲だけインストゥルメンタル。今作も曲は田辺玄、詩は僕が書いた。
玄がこの曲を書いたとき何があったか、何もなかったか、僕は知らない。
僕がこの詩を書いた時、新しい部屋に僕は一人で、本当に素敵な風が吹いていて、しばらく動く事ができなかった。
こんな幸福な気持ちが本当にぼくに許されていいのかと、どうにも動く事ができなかった。


06 まとも

まともな人間が現代社会で幸福に生きていく為には、とても器用な心がどうしたって必要になってくると思います。
器用な心、鍛錬された理性、愛。
死へ向かう人生の救いと言えるものはわずかしかないと思う。僕が知る限りでは本当にわずかしかない。
例えば愛は人生で最高の救いのひとつだと思う。


07 瞬きさえできずに

今回のアルバム中最もタテノリ、また最も浮いた楽曲。
制作の最後の最後で、深夜に玄とスタジオでミックスしていたとき、
そのあまりの浮きっぷりに「ねぇ、大丈夫かな?これ」とすごく心配そうにボソリとつぶやいた玄。
「イヤイヤ、じぇーんじぇん大丈夫。何だってアリ。次行こう」
とサクサク返したけど、あのときおれもまったくおんなじ事考えてました。


08 Birthday

これまで身近なひとたちの誕生日に運良く居合わせた時にだけそっと歌ってきた特別な曲を、今回収録することにしました。
人生の境遇はピンキリですけど、それでもまぁやっぱりぼくらは産まれてこれただけでも死ぬ程ラッキーなわけですから、誕生日ほどに盛大に祝福されるべき一日は、他にちょっとないんじゃないでしょうか。
ちなみに収録した日にみんなに祝福されているのは須藤くんです。


09 Family

家族に優しくするのってなかなか難しい。
気の合う合わないでなく、志を同じくするかしないかでなく、なんだかよくわからない宿命的な力で共に生きることになったひとたち。
家族には特に幸せでいてもらいたいと僕は思う。家族のなかに幸せでないものがいるととても暗い気持ちになる。
だから何かの時にはそれなりのリスクを覚悟で手を差し出してやりたい。手を差し出してやりたいが、引き上げてやる力のその加減が難しい。どこまで空気を読めば良いのか、読んでいないことにしたらよいのかが難しい。
難しくないですか?
みんなはそうでもないんだろうか。どうなんだろう。
面倒なので僕は家族にはいつも玄関のドアにカギをかけない事にしています。
どのようなときでも家に招き入れ、食卓に着かせ、とりあえずお茶をいれる事にしています。


10 それもこれも風の気まぐれ

常に僕らは風の気まぐれで右へ左へ流れ流され、 乱気流だらけの曇り空の舵取りを迫られている。
小憎らしい風の気まぐれだけど、 そのおかげで船は少なくとも飛んでいられる。
やがて風が止むとき、 僕らの船はとある海へ不時着することになる。
みな平等に不時着は失敗に終わるが、沈むことになる海はみなそれぞれに違う。
僕ならできたら澄み切った、どこまでも美しい南の海が良いが、
それも風が決める。


11 さよならキャメルハウス

ぼくらは大学卒業後からの6年間を同じ屋根の下で過ごしました。その歳月がどういう意味を持つ時間であったか、これから10年後20年後、あるいはそれぞれの人生の幕を降ろそうとする頃、改めて知ることになると思う。僕はその時が少し怖い。夢みたいな時間だったのかなと、ひとりひっそり知る気がして、僕は少し怖いんです。
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[WATER WATER CAMEL]
今年で結成15thアニバーサリー。現在メンバー29歳。 全国の植物園からお寺まで、小学校から洋裁学校まで、 長年に渡る柔軟なライブ活動、文化活動によって独自のネットワークを持つ。 2007年2月、1stアルバム「AIRSHIP」でささやかにデビューを果たし、 同年11月には2ndアルバム「花がよくにあう」を発売。 両作品ともに控えめなロングセラーは今も続く。 2008年にはあの大貫妙子初のトリビュートアルバムとなる「音のブーケ」で希代の名曲「横顔」をカヴァー。名誉に恥じないスマッシュ萌えなアレンジで話題を呼んでいる。

音楽とはかつて何者であったか、僕らは再び思い出さなくてはならない時が来ている。巻き戻すネジのひとつ、例えばそれは彼らである。

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